2005年1月28日 (金)

民事裁判を経験して(その3最終)

最 近朝が起きれない。相変わらずホットカーペットの上で寝てしまうのだが目が覚めても瞼が開かない(..;)「昨日も夜更かししたからな〜」と思うけどいつ もより熟睡したはずである。睡眠時間ってほんの2時間程でも眠りが深いと起きたときに快適な気分になれるのですが何時間寝ても眠りが浅いとよけいに翌朝起 きるのが辛くなるものですね。休みの日はどんなに眠たくても早起きできるのに・・・今日も睡魔に襲われているPeace_macです。

      

さてさて「民事裁判パート3」に行きますか〜!!
        裁判に必ず必要な物に「準備書面と陳述調書」がある。だいたいは依頼者が弁護士事務所に出向いて弁護士さんに事の内容を話す。その後「簡単にまとめてきてください」と言われ依頼者は自分なりに言いたいこと(主張)をメモしてくる。それを弁護士さんが纏めて弁護士事務所の事務員さんなどに文章として仕上げて貰う。そして裁判所に提出。裁判が開始される。弁護士事務所の事務員さんに聞いた話なのだが「依頼者のメモの大半が支離滅裂な事が多い。纏めるのに一苦労ですよ」と言うことらしい。それは無理もない話でメモを書く依頼者も感情が優先されて書いて行く内に感情がヒートアップしてしまい"あれも言いたいこれも言いたい"と 書いてしまうから支離滅裂になってしまう。しかし裁判は一言の言葉の言い回しで有利になる事もあるし不利になる事もある。当然公の場に出す書類だから真実 のみを書かなければいけないのが当然の話。しかし言葉の言い回しでこの真実も不利になってしまうことがある。書類の内容で必ず使う言葉は
        「認める」「否認する」「解らない」
      この三つの言葉が重要になってくる。「だと思う」とかのあやふやな回答は控えた方が良い。又例えば「否認」に値する事実があったとしてそれを書こうとしたときよくよく考えれば少し言葉を付け足したい時がある。例えば「○○○も考えたこともあるが実際△△△であった為○○○を否認する」
      と言うような場合である。要するに事件当日、相手の主張に自分は一端同意しかけたけど色んな状態を含めてのちのちよく考えたらそれは騙されていると気が付いて 後で「それはおかしい!」と相手に伝えた。というような事柄である。日常生活で誰かと討論したときこのような言い分は普通に出てくるし結果、否認しているのだからなんら不思議でもない否認の事実であるがこれが裁判となると闘争相手の弁護士の突っ込むポイントになってくる。裁判の場合「あった事実」を中心に審議されるので例え一瞬でもそう思ったのであればそれも一つの「同意の事実」として記録される。書類のみならず本人尋問や証人尋問の時もこれがあてはまる。だから厄介なのである。私の裁判の時も私の弁護士さんが被告にこのようなポイントを突いて尋問したときに被告は言葉に困り
「そんなこと初めから話さなければ解らない!確かにそう思ったけど実際はこうだった!」

と動揺して発言した。その動揺に追い打ちを掛けて私の弁護士さんは
「一瞬でもそう思ったのですね!YesかNOかで答えて下さい!」
と回答を求めた。そういわれると結局被告は「Yes」と答えた。私の場合も例外ではなく相手の弁護士さんに同じような突っ込みを入れられたので「解らない」と一言述べた。
「Yes」は完全に認める発言「解らない」は尋問に答えたようでもYesでもNoでもない。
ただその「解らない」という回答が良いか悪いかは時と場合によるので注意しなければいけないので尋問前に弁護士さんとの打ち合わせで
「多分相手は××を突いてくると思うからもしこれを聞かれた
                  らこうゆう意味だから間違わないように」

としっかり打ち合わせをしておかなければならない。
ほんと裁判って弁護士さんの読みの鋭さが重要になってくるし審議は
「言葉遊びのあら探し」
のようである。
しかしこれが判決に大きく関わってくるから困ってしまう。人間一生の内で裁判なんて経験する事なんて大半は無いと思いますがもし自分が裁判沙汰に巻き込まれたら
「しっかり話を聞いてくれる経験豊かな弁護士さんの確保」
「自分なりに色々調べる」
これが重要な事ではないだろうかと私は思う。後者は今やインターネットの世の中、探せばいろいろなシステムや実例を見ることができる。しかし前者は非常に難しいですね(..;)紹介等で必死で探すしかないか・・・

      

これでおしまいです。
      私の言ってる事が全てに当てはまるかは定かではないですが裁判の流れや押さえるポイントの参考になればと書かせて頂きました。今自分の記事を読み直してみておそらく皆さんも
      
      「結局裁判を起こしても金も時間も掛かって苦労して神経すり減らしてある意味納得のいかない和解に終わるだけやん!それなら初めから(一審)から和解を持ちかけて早く済ませたらいいのでは?」
      
      と思われると思いました。しかし私の場合相手に要求した出資金の返還よりも事件の時期、私に対して偉そうに語っていた被告を裁判所に引きずり出し尋問で言葉に詰まってしどろもどろになっていた事実だけでも裁判の意義があったと思う。
和解はある意味「勝訴であって勝訴でもない 」と考える事も出来ますが和解の大前提として一審判決を認めた上での和解であるから被告の人生に一つの汚点を付けたことは事実である。私は満足しました。

      

最後にもし裁判をする事があった場合、出来るだけ弁護士事務所に出向き弁護士さんとよく相談するという事も再前提ですが私が経験して思ったことは弁護士事 務所の事務員さんとコミニュケーションを図っておくことも重要なポイントです。それは同時期に沢山の事件を扱っている弁護士さんが多いので法廷などで事務 所に居ることが少ない場合がある。電話してもなかなか捕まらない。捕まったとしてもいきなり自分の質問をぶつけても一瞬ピン!とこないこともあるようなの です。(一人の分担が多いため)そんな時に簡単な事であれば大半が事務所に詰めている事務員さんに電話して
      「先生に聞いておいてもらえませんか?」
とお願いするのが最善だと思いますよ。私の場合ほんとに良い先生に当たりました。小さな事務所でしたが事務員さんも先生も凄くアットホームで裁判期間はかかったけれど色々勉強もさせてもらってほんと感謝です。

      


2005-01-28 12:40        nice!(1) コメント(6) トラックバック(0)
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民 事裁判第3回、頑張りましたね。今回特に感心したのは、裁判での言葉のやり取りの注意事項、弁護士選びや事務員さんとコミュニケーションの重要性などです ネ。ところでこのブログ記事はどのジャンルに載せているのでしょうか?できるだけ多くの方に読んでもらえれば非常に役立つと思います。いつ、どんなことで 自分が裁判の当事者になるかわかりませんからね。もし、「日記」のジャンルだったら、他のジャンルに変えたほうが、と思ったのですが、それってできるのか な。
いずれにせよ、大作ご苦労様でした。
ところでO原君の日記、元気が出てきて、昔の彼に戻ったようですネ。室井さんのブログもよみましたが、確かに「オフ会の幹事に」と一方的に指名していました。
          by          kobakoba                           (2005-01-28 17:27)        

>kobakobaさん
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。

>どんなことで自分が裁判の当事者になるかわかりませんからね。

そうなんですよね(^_^;裁判だけはいつ自分の身に降りかかってくるか解らないものですよね。わたしも記事を書きながら「もし直面してる方がいらっしゃ るのだたら少しはお役に(参考に)なるかな?」と思って出来るだけ簡単な例で書いたつもりなのですが相変わらず長くなってしまいました(しかし書き足らな い事も多々)(汗)
ジャンルは「日記・雑感」に載せています。更新するとき色々考えたのですが経験談だから「雑感」かなと思いまして。ぴったり填るジャンルがなかった(汗)別にジャンルは拘っていませんので何か良いジャンルはないですかね?(^_^;

O原さん、徐々にテンション上げているみたいですね(笑)しかしまだ決まり文句の「ちきしょー!」が出てないので本調子はこれから!と言う感じですか (^_^;しかし私も室井さんのブログを読みましたけど「さすが作家!読み手を引きつける言い回しがうまい!」と感じました(笑)
          by          peace_mac                           (2005-01-29 09:58)        

少 し、言いにくいのですが、このブログを読んでもらいたくて、2日わたり宣伝させてもらいました。絶対、役に立つと思ったからです。でも、私のブログを訪問 してくれる固定客は(私が想像するに。一応、分析しています)10名程度です。初心者マークの方が、何を間違えたのか訪問してくれる方が10名程度。それ でも過去記事をアクセスしてくれるので、明日には1万アクセスを迎えそうです。現在、9,909です。
本質が外れました、少しは宣伝の効果はあったのでしょうか。より多くのブロガーが読んでくれていることを祈ります。
          by          kobakoba                           (2005-01-29 18:42)        

>kobakobaさん
二日間にわたって宣伝して頂きましてありがとうございます。
先ほどアクセス数を覗いて見たら民事裁判パート1の数字が100を超えました(○_○)kobakobaさんの記事から飛んできて頂いてるみたいで、宣伝して頂いている効果大です。感謝です。

1万アクセスですか( ・_・;)
凄いですね!私の方はまだまだ全体で3333(本日ぞろ目(^_^;)アクセスです。kobaobaさんのお書きになる記事は政治経済が中心で政治に無頓 着な私など少し難しい面もありますが(^_^;「今世の中では何が問題になってるのか?」が一目で解るので凄く勉強になります。コメントされる方も凄く詳 しくて私など(41歳)にもなってもっと社会に目を向けなければ!と反省しております(汗)これからも色々勉強させて下さい。
          by          peace_mac                           (2005-01-31 09:41)        

エッ、 コメントッテ書き足せるの?。どうやって?。今朝、訪問しに来たときとは違うレスコメになっていると思いますが?。二日酔いで読み間違えたか?。それで会 社休みました。1万アクセスは本当です。ンデ、調子こいて「100アクセスを超えたブログタイトル」なるブログ記事をブログジャンルに貼り付けました。い や、悪意はありませんよ。その記事中にも書きましたが「余りのうれしさと、過去記事の懐かしさ」のなせる仕業です。ほんとに、素直な気持ちだったのです。 だから記事中に「こんな自慢タラタラのブログを読む人はいるのだろうか」と問いつつ終わったのです。二日酔いから冷め切れず、「休暇」を決めて、「さて と」思ったら「あのタイトル」は「阿寒だろうと(これ笑えます、というか分かります。うまい誤変換なので、そのまま)」と気が付き、早速消去すべく管理 ページを訪れると「驚くべき訪問主数」。「タイトル名」で呼び込んでいる私ですが、消去しました。いい年こいて恥ずかしい限りです。
勝手に、宣伝させていただいたにも関らず、恩着せがましい「物言い」大変失礼いたしました。「正しい医療に携わる」方に感謝しつつ、
「霊やお化けナタ」にはコメントできないツーノ。です。次回のネタには・・・。
イヤー、良く寝た。
          by          kobakoba                           (2005-01-31 15:36)        

>kobakobaさん
コメント書き換えてないですよ!おそらく二日酔いの見間違いでしょう(^_^; さては昨日だいぶ焼酎をあおりましたね(笑)実は私も少々呑みすぎで昨日 も友人が来ていたのにもかかわらず一人で酔っぱらって熟睡しておりました。仕事は部署一人勤務なので二日酔いでも休めずどうしてもしんどくてたまらん時に は点滴のお世話になっております(汗)点滴に頼るなんてそりゃ阿寒やろ(使ってみました)と思いながらも・・・・・(¨;)しかし今日の大阪は寒い!こ りゃ帰宅したらまたまた熱燗かな・・・そして又点滴(¨;)
ほんま阿寒!阿寒!
          by          peace_mac                           (2005-01-31 17:01)        
   

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2005年1月27日 (木)

民事裁判を経験して(その2

一 昨日は給料日。私の場合貰っても支払いに消えて行く利率が大きいので最終的にはだいぶ減ってしまうのだが給料貰って4〜5日は裕福な気分になれる。(裕 福ってオーバー(^_^;))まあ独り者だから私事に使いすぎても例えば3週間後ぐらいから次の給料日までの1週間カップラーメンでも生活できるし買い置 きしてある食材で食事を済ませる事ができる。(独身の特権!)で、給料貰って気持ちが大きくなり一昨日は昼から大阪難波(ミナミ)に出陣!取りあえず好きなスロットで持ち金を増やすべく頑張ってみた(汗)結果財布の中の元金4万円が20時頃に9万円になっていた(^▽^ケケケ
      こんにちはいつも脳天気なPeace_macです。

      

今日も頑張って愛機Macちゃんのキーボードを叩いています。
      今日の話題は民事裁判パート2!「民事裁判」以前このブログで私が経験した裁判ネタを 熱く語りましたが語り足りないのでもう一度!(¨;)うそうそ!あれに追加してもっと熱く語ろうと思ったら原稿用紙がとんでもない枚数になってしまいます (汗)なんてったってあの裁判で私が書いた準備書面や陳述調書の内容の長さは普通では無いのですから・・・(^◇^;)
      
        「民事裁判」これについてちょっと語ります(ほんまにちょっとやろな〜(--#))
        ただ初めに書いておきますが私は弁護士でも専門家でもないですから自分自身が経験した事から思った事を中心に書いていきますのでその辺はご理解下さいね。
        (専門家の方々間違っとるわい!と怒らないでね(^_^;)
        民事裁判(私の場合出資金返還事件)私の場合この裁判に3年近い月日がかかった。
        前の記事にも書きましたが私が原告(訴えた方)でした。裁判の一般的な流れとしてはまず
        「訴状の提出」→「弁論期日の指定」→「準備書面の提出」→「裁判」→「判決又は和解」
        とまあ簡単にはこんな感じです(あぶないあぶな!又長く書きそうだった。。。汗)
法廷審議の間はだいたい1ヶ月周期。長いときには2ヶ月〜3ヶ月空くこともある(¨;)これは裁判所の都合ではなくてお互いの弁護士さんの予定の(他の受 け持ち裁判)関係でお互いの空いた日を合わせる為に都合が合わず長い期間空くこともある。民事裁判の場合だいたいが原告・被告が毎回出廷するわけではなく お互いの弁護士のみが法廷に出廷する事が多い。私の場合を例に出すと判決が出る3ヶ月ほど前に裁判所に本人尋問として出廷したのが最初で最後であった。こ れでも解る通りお互いの弁護士のみが出廷するのだから毎回法廷が終わるたびに「これこれこうでした」と弁護士事務所から短い報告があるものの進展が気になる当事者はたまったものではない。しかし法廷審議はなぜ一ヶ月周期なのか?聞くとお互いの主張を述べ合ってそれに回答を出すための準備期間として1ヶ月ぐらい必要だからとのことである。しかし長すぎる・・
        色々自分なりに感じたり調べた事なのだが「裁判ってなぜそんなに期間がかかるの?」と友人に聞かれたとき例え話しとしてこう答える。
       
        例えばA君とB君という友達がいたとしましょう。二人が1月1日に出会ってA君がB君に「おはよう」と言ったとしますその呼びかけにB君がA君に向かって「おはよう」と応えるのが2月1日の1ヶ月後、「最近元気?」(←この期間1ヶ月→)「元気だよ!」
        「最近○○△×なんだけどどう思う?」(←この期間1ヶ月→)「それは△△○なんじゃないだろうか!」         ・・・繰り返し続く。
       
       
オーバーな例ですがそれぐらい簡単な会話の期間に1ヶ月の 準備を要するのです。最初の方の法廷では実際お互いの主張を書いた文を読み上げるだけで15分ぐらいで終わってしまう。素人考えであれば(というか普通の 日常)誰かと討論してるときに当事者同士は初めからもっと具体的なことを言って討論しますが。形式的な裁判ではこのような事が多々繰り返されているのであ る。まあ審議も中盤以降になれば30分ぐらい掛けて主張しあうのですがよくテレビドラマの法廷シーンで聞く「その件については次回反論させて頂きます」で終了次回に繰り越される。繰り返しである。
                   日本の裁判制度は期間が長すぎる!
と言われているが期間が掛かれば掛かるほど当事者同士の感情の現状維持は可能なのか?。私のような事件で(出した金、約束が違うから返せ!というような裁 判)怒りを1年も2年も継続できるなんて不可能に近いと思う。裁判期間であろうとそれぞれの生活があるし時が流れると怒りも薄れる(薄れると言うよりめん どくさくなる)結果、当事者の気持ちの中で
        「あ〜めんどくさい!早く裁判終わってくれよ!もういいや!
                           主張額の半分でも帰ってくればいいや!」

        と考え出してしまう。そして大半が判決を貰う前に和解。ほんと何のための数年だったのか(汗)
        以前私の書いた民事裁判の記事にkobakobaさんよりコメント頂いた内容で
        「全部が全部、裁判官が和解に誘導するというのは司法制度上
                              、凄く問題があるような気がするんですが?※1」

        と質問して頂いた。確かに私も問題があると思う。しかし私のような事件の場合、高等裁判所は和解を推薦する所と化している。私の場合一審判決後(勝訴)に対して相手が高等裁判所に控訴する目的は簡単に言うと「一審で負けたから何とか和解に持ち込みたい」と負けた側が望むからである。
        確かに負けた側が判決に不服を持ち「もっと審議して欲しい」と望んで高裁に挑む例もありますが
        一審判決を踏まえた上で負けた側が高裁に持ち込んで勝利を得ることが出来るかいなかは弁護士さんが一番よく知っている。(ここを読んでみて)勝てる根拠があれば控訴するが根拠(判決を揺るがす新たな証拠など)がなければある意味「やってもお金と時間の無駄」と言うことぐらい弁護士さんは百も承知なのです。しかしなぜそれでも控訴するのか?         「依頼者がどうしてもと望むから」の一言につきる。
        それでは弁護士さんがなぜその希望を「やっても無駄ですよ」と止めないか?
        それは依頼者の意志を尊重する気持ちからも確かにありますがビジネス的な観点から見れば弁護士費用の成功報酬は「依頼者が得る経済的利益を基準とする」と言うのがあるから。
  下記を参照して頂ければよくわかる。

      

例)
      「AさんはBさんに500万円支払えと裁判を起こした。結果裁判所の判決でAさんが勝訴!裁判所からBさんに350万円の支払い命令が出た。」
この場合Aさんが自分の弁護士さんに払う成功報酬は350万取れたのだから350万に対しての規定のパーセンテージが報酬。ではBさんは負けたのだから弁 護士さんに成功報酬をは0なのか?答えは0ではないのである。それは本来なら500万円払わなければいけないところを判決で350万ですんだ。だから 500万ー350万=150万の経済的利益を得たと言うことになるので150万円に対してのパーセンテージが報酬となる。そこで控訴して和解に持ち込んだ 場合300万で和解したとしよう。すると負けた側は自分の弁護士さんに支払う経済的利益は150万+50万=200万に対するパーセンテージになるのであ る。

      

ようは負けた側は500万でない限り担当弁護士に支払い義務が発生するのである。
        もっと簡単に言うと弁護士さんが儲かる(^_^;        

        まあ負けた当人は勝った相手に払うか自分の弁護士に払うか       の違いだけなのであるが・・・・・
      (弁護士さんに払う方が若干少なくて済みますが)

      

とある弁護士事務所のホームページで
        「根拠のない(明らかに勝てる見込みのない)
           控訴は金と時間の無駄!
               日本の裁判の長期化はここに原因ある」

        と言っている。世の中、良心的な弁護士さんも居るという証拠である。皆さん!もし裁判をする事がある場合 弁護士さんの選択は慎重に!である(^_^;

      

話が逸れてしまった(あ〜やっぱり長い。。。)
        kobakobaさんより頂いたコメントに 私も同意する。しかし現実は裁判が長引くと先にも書いた通り当人同士の気持ちの中に
「あ〜めんどくさい!早く裁判終わってくれよ!もういいや!
                   主張額の半分でも帰ってくればいいや!」

という感情が生まれるから高裁が和解を推薦したときほぼ和解となる。
裁判所が和解を勧める前に当人が和解したくなる(^_^;
和解となれば裁判所は「良かった良かった!私(裁判官)のお陰で一見落着やぞ!感謝せいよ!」
と思ってるか否かは定かではないが・・・・・・・ (;^_^A アセアセ…
最終的には司法制度上凄く問題があっても当人が納得するのだからある意味司法制度の問題よりも
「早く終わらないか・・・」
とそういう気分に 当事者をさせる「裁判の長期化」に問題があるのではないかと思う。
ふう〜だいぶ書いたね〜長いなぁ〜(..;)もう一丁行くかぁ〜!
あかんあかん!まだまだ長くなる(^.^; 続きは パート3に・・・・・

      

本当はこの記事、火曜日に更新するつもりだった(汗)しかし伝えたいことが多すぎて本日になりました(..;)それではパート3に続く・・・・・・・


※1)kobakobaさんから頂いたコメントを引用させて頂きました。ありがとうございます。(勝手にすいません)


2005-01-27 19:42        nice!(1) コメント(4) トラックバック(0)
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長文の労作、大変ご苦労様でした。
しかし、おかげでおもしろかったです。おもしろい、というのは不謹慎かもしれませんが。結局、時間をかけて双方に「これぐらいで諦めろ、妥協しろ」というのが民事裁判の「基本的なあり方」ということになるのでしょう?
でも、確かに「ウダウダ」と何年もかかってやっていたら、「もういい加減、やめたい」という気持ちにはなるでしょうね。そして、過去の事例からみて「裁判所」も和解を勧めるのでしょうネ。大分、事情が分かって参りました。
その③を期待しています。
          by          kobakoba                           (2005-01-28 12:26)        

>kobakobaさん
コメントありがとうございます。
というか記事の中にkobakobaさんのコメントの引用を勝手に記載してしまった為コメント強制!?(汗)のようになってしまいました。すいません。 (..;)裁判ってほんとしんどいです。短期間であっさり結論を出されれもそれはそれで辛いものですがやっぱり期間の掛かりすぎるのも考え物ですね。パー ト3も更新させて頂きました。読んで頂けましたら幸いに思います。いつもありがとうございます。
          by          peace_mac                           (2005-01-28 13:46)        

えー パチスロ打ちすぎ!!! しかし最近でないね~ 北斗はあきました。
たまーに ポパイをうちます。ほうれん草が・・・
          by          morishiba                           (2005-03-09 23:20)        

>morishiba  さん
コメントありがとうございます(^.^)
パチスロはライフワークですよん(^◇^;)
私の場合、北斗は過去に0から一気に1999の天井まで駆け上り単発で終わって以来二度と打たないと誓いました。(__;)しかしほんと最近は出ない(- -#)店側が出す気になったら出るんでしょうが設定閉めすぎ(--#)オール1なんてあたりまえですよ!大阪は!!等価でそれなら許せないこともないけど 大阪はまだまだ等価は少なく7.5枚交換か6枚交換の低換金率(__;)それで出ないから恐ろしい街ですよ。ポパイも最近打ってますがPC高確に入らない と勝てませんね。かなり客が飛んでます。あとは連してもBARばっかでこれはしょぼい北斗か?と思ってしまう始末(__;)
一度名古屋(本場)で打ってみたいものです(^◇^;)
あっ!マニアックなレスですいません(^◇^;)
          by          peace_mac                           (2005-03-10 09:33)        
   

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2005年1月18日 (火)

民事裁判を経験して

私は今までの人生の中で民事裁判を二度経験している。どれも私から起こした裁判で一回目は私が31歳ぐらいのの時、今はもう亡くなってしまったが私の母親 がある宗教団体に騙され当時母親が持っていた大阪市内の土地(当時の価格で1億7000万ぐらい)を寄付という名目で巻き上げられた時と私が35歳の時、 とある一件で出資金返還事件(出した金の半分の500万を返せ)という形で裁判を起こした経験の2度である。結果両方とも3年近い月日を費やして和解とい う形で終わっている。一度目は地裁のみの裁判で和解理由は私の母が裁判中にアルツハイマー痴呆症が発症し私の弁護士の判断で母親の痴呆症の発病で証言能力 がないので裁判続行不可能!寄付という形以外にたまたま出てきた借用書(300万円)分の支払いとと言うのが和解条件であった。二度目の裁判は地裁で私が 勝訴し被告に500万円の支払い命令が出たが被告の控訴で事件は高等裁判所に持ち込まれた。私の方は高裁だろうが最高裁だろうが(この程度の事件では最高 裁まで行くことはまず無い)徹底的に戦ってやろう!という意気込みで裁判を続行した。
私の弁護士の見解では地裁の判決を踏まえて考えるとまず高裁でも勝訴間違いなしと言っていた。

雑学ですが高裁というものは地裁の判決を大前提に踏まえた上で審議が行われる場所である。よく間違えられるのは高裁に持ち込まれたらまたその事件の詳細を 一から調べ直すと思われがちなのであるが実際の所、全てが地裁の判決を大前提としているのでよほど地裁判決を揺るがすような証拠又は証言が出てこないかぎ り高裁でその事件に関して一から調べ直すと言うことはまず無いのである。

地裁ではほとんど双方の弁護士のみの出席で裁判が繰り返され私自身も何度が証人尋問として裁判所に出向きドラマのシーンによくあるような裁判官がいて書記 官がいてという形で尋問が行われたので高裁もそのような形で進められると思っていた。高裁初日は双方の弁護士のみの出廷、二度目の高裁当日、被告原告並び に双方の弁護士が高裁に出廷したとき高裁の事務室みたいな所に個別に呼びこまれた。地裁で経験した裁判室で証人尋問のような形ではなく狭い四畳半ぐらいの 部屋の真ん中にテーブルがあり前に裁判官と事務官が座っているだけの簡素なもの、その前に私と私の弁護士が座り裁判官がしゃべり出した

裁判官 「peace_macさん、被告の○○さんは150万円の和解を希望していますがそれでは無理ですか?」

私: 「話になりません。判決を頂いても結構です」

裁判官「しかしpeace_macさん、かりに一審(地裁)通りの判決が出ても 被告の財産状況を調べた結果から考えるに被告に判決額の支払い能力はないですよ。」

私: 「・・・・・沈黙」

裁判官:「例えば一審通りの判決がでたとしても被告に支払い能力が無いので差し押さえという形になった場合 peace_macさんに裁判所に対して予納金として100万を納めて頂いて裁判所が調査する事になります。もし相手が破産でもすればその調査に費用がか かるし結局差し引きしたら判決額の半額以下になる可能性がありますよ。それでも判決を望みますか?」

私: 「しかし・・・・」

裁判官:「peace_macさん、私の意見ですが明日の100万よりも今日の50万ですよ。今までこういう事件で判決までまで行っても経験上まともに支払われた事はないですからね。和解を希望して頂けるのであれば被告の提示額に対して100万上乗せして250万と言うことでどうでしょう?了承頂けるのであれば今から被告に相談してみます。」

こんなもんである。私のような事件では高裁としては判決を貰う場ではなく和解を進めるばなのである。結局弁護士と相談した結果、不服は残るものの半分脅し にも取れる事を裁判官に言われたらたまったもんではなく弁護士と相談し、もしも取れなかった場合の費用等の差し引きを考えると250万は妥当な金額だと判 断し被告に対して「被告が一審判決内容をを全て認めた上でなら250万円の和解に応じる」と宣言しました。被告もそれを了承しこの事件は和解となった。

さてさてkobakobaさんの「青色発光度の」に対するトラックバックですが中村教授の事件に比べたら私の事件なんてレベルが違いすぎますが高裁の和解審議で私が裁判管に言われたみたいに「明日の200億より今日の8億ですよ」み たいな駆け引きみたいな物があったのではないでしょうか。中村教授も大発明はしたものの普通のサラリーマン。8億でも今後最高裁に訴えて裁判を継続するた めにかかる費用などを考えたら悩む所だし、8億でも普通のサラリーマンにしたら喉から手が出る金額でしょうからね(汗)ただkobakobaさんの言うと おりマスコミが注目している事件で和解した以上アアダ、コウダ言うのは(それもメディアという公の場で)筋違いだと思いますね。ただ中村教授が納得していない気持ちは解ります。私だってしょぼい事件ですが和解した事に対して未だに腹の立つ事は事実ですからね(汗)


2005-01-18 11:57        nice!(4) コメント(15) トラックバック(0)
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なるほど、分かりました。刑事事件と違って
民事裁判の進め方というものは、そうかも
知れません。ただ、中村教授の場合、金額云々
もそうですが、大学の教授という立場もあり、
後輩の科学者の先駆者となることを世間に宣言し、
かつ会社も「青色発行度」のおかげで、すぐさま
倒産に追い込まれるような状態にはない(8億円
支払うことで倒産する可能性は分かりませんが)
そもそもは、サラリーマンの「発明対価」を争う
日本で最初の事案だったわけですから、グダクダ
言うのなら、他人事ではありますが、最後まで
戦って欲しかったと思います。
          by          kobakoba                           (2005-01-18 13:07)        

ところで、民事裁判で、「闘え」「和解しろ」の
判断基準というか、金額というか、その辺は
どう感じましたか?。非常に興味のあるところです。
全部が全部、裁判官が「和解」に誘導するというのは
司法制度上、凄く問題があるような気がするんですが?
peaceさんが裁判官からか書記官から誘導尋問的に
受けられた印象はどうだったのでしょう?
明日の怒りネタにします。(勿論嘘ですが)現実に
立ち会われた方の意見は聞きたい。先日、私のブログに
訪問してくれた「独立行政法人勤務経験者」の意見も
もっと聞きたかったし。なんせ、所詮、個人の感情論で
書き込んでいる部分が大きいわけで、少しでも「本論に」
近づきたいわけで。
          by          kobakoba                           (2005-01-18 20:42)        
非常に興味深い記事ですね。なかなか読みごたえのある記事でした。
          by          common                           (2005-01-19 00:16)        

kobakobaさん
私自身自分の実例を青色発光ダイオード事件にあてはめてみただけなので事実そうであったかは定かではありませんが私の実例でお話しすると裁判は当然弁護士 が付くわけで弁護士費用の問題があります。ご存知だと思いますがその内訳は単純に言うと着手金・成功報酬の二つになるわけです。例えば私のように500万 の損害賠償請求をした場合まず着手金に340000円、勝訴して全額受け取ったとして680000円(合計1020000円)掛かるわけです。あくまでも これは地裁費用です。高裁に行くとこれに又費用が加算されるわけです。(弁護士によって違いますが)例えば高裁費用(弁護士費用)に300000円かかっ たとして合計で1320000円それに勝訴してお金が取れない場合ブログにも書いた予納金(1000000円)が加算されるわけですがこの予納金は裁判所 の調査費用でこの100000円の中から使った分だけ差し引かれ残れば返却されるのですが例えば被告の経済状態を調査した結果支払い能力が無いと判断され ると不動産等を差し押さえします。もし被告の持っている不動産に抵当権が付いているとそれを差し押さえるには債権者に対しての補償問題も絡んできます。ま たお金がかかります。まず予納金の1000000円は差し引き0で帰ってこなくなります。これでもう2320000円かかる事になります。5000000 円からこれを差し引くと残りは2680000円になりますよね。

<ところで、民事裁判で、「闘え」「和解しろ」の
判断基準というか、金額というか、その辺は
どう感じましたか?。

上記金額から考えたら和解金の2500000円は妥当な金額ではないでしょうか?これは裁判所に払う印紙代とかは含まれていません(裁判費用は安いです が)このような事を書いたら「金が無い奴は裁判を起こせない」という事になるのですが、裁判を受ける権利は、憲法で保障された国民の基本的人権の1つで す。ので法律扶助協会に申告して弁護士費用を立て替えてもらえる制度がありますが次のような要件が二つあります。1つは、自分で裁判の費用を負担できない という資力要件です。たとえば4人家族の場合世帯全員の収入合計が月27万以下となっていますが、家賃や住宅ローン、医療費や教育費などの負担があればそ れも考慮されます。もう1つは勝訴の見込みがあるという要件です。しかしこれはあくまでも借りるのであって裁判終了後には返さなければなりません。(分割 可能)

<peaceさんが裁判官からか書記官から誘導尋問的に
受けられた印象はどうだったのでしょう?

裁判官も過去の実例から私の有利になる方法をを選択してくれてるのだと思いますが非常に困惑しましたね。後から弁護士さんに聞いたのですが初めは担当裁判 官が私が面会した裁判官ではなくてもう一人の若い裁判官で原告(私)に友好的に考えてくれていたらしいのです。それは和解したとしての私が以前提示した金 額(350万)に近づけようと努力してくれていたらしい(あくまでも弁護士の感想)それがその裁判官が転勤になり今回の初老の裁判官になった途端金額案が 下がったのです。まあ裁判官の経験からの減額案だろうと思いますが「法を前提に裁判官が人を裁く」これが今の裁判の現実ですがなぜか理不尽に思えました。 もっと簡単に解りやすく言うと「この金額しか無理なんだからあきらめろ!このまま続けてもあなた続ける経済力がありますか?」と言ってる様に思えたのも事 実です。(kobakobaさんの怒りのネタになりますね(^.^;))費用は裁判が長引けば長引くほど加算されるし勝訴した側もその勝訴に持って行くま でかなりの時間と経済力を必要とするものです。負けた側も馬鹿ではないので負けたら負けたで隠せる物は隠しまくりますから負けた側が経済的に強かったら (弱くても無い袖は振れないと言い張ったら)「相手の足下を見る(経済的な)」戦略ですね。中村教授に当てはまるとは限りませんが・・(汗)

余談ですが裁判の弁護士費用の成功報酬は「依頼者が得る経済的利益を基準とする」という定義があり200億取れない場合の今回8億でもその8億に成功報酬の計算が当てはまります。
http://www.asahi-net.or.jp/~z i3h-kwrz/law2feecalj.html
で基本的な標準訴訟費用を計算できます。訴え額は200億円ですがまずそれで着手金を計算して8億取れた訳ですから8億で成功報酬を計算して下さい。合計すると・・・・・・(汗)
あくまでもこの計算は決まりではなく基準ですから実際には弁護士には2億ぐらいの支払いでしょうが・・・・

しかしコメントレス 長(なが!)・・・(^.^;
          by          peace_mac                           (2005-01-19 01:27)        

小紋古門  さん
毎度ご訪問ありがとうございます。おまけにnice!まで奮発して頂きまして(^_^;)実際自分が経験したことはどうしても事細かくなってしまいます。ほんとはもっと細かく書きたいのですが・・・和解した要項ですからね!怒りを心にとどめておきます(笑)
          by          peace_mac                           (2005-01-19 01:41)        

無理なお願いに答えて戴きありがとうございます。
書き込んでいただいた時間を見て、更に恐縮です。
また、つらいというか、不快なことを思い出させて
しまったかも知れず、申し訳ありません。
しかし、お蔭様で実態を知ることができ、勉強に
なりました。できれば、多くの方がこのブログと
回答コメントを読んでくれることを希望します。
ありがとうございました。
          by          kobakoba                           (2005-01-19 10:05)        

はじめまして。あちこちうろうろ散歩をしている間に、こちらへたどり着きました。

一審後「判例時報」やパテント情報を扱うサイトに、判決の全文が掲載されていて興味深く読んだのですが、今回の和解金は中村教授には不服だったろうなと思います…。
私の勤める会社は、問題のLEDを販売している会社と取引があります。事前の現金振込みでないと、一切売っていただけません。高単価の商品で、仕入れる数 も相当なのにです。もう会社にはいない中村教授の力がなければ、発明できなかったであろう商品で、特許を取り、こういった商売をする…正直言って、いい印 象がありません。中村教授の胸中を考えると、少しばかり胸が痛む和解でした。
          by          ayane                           (2005-01-19 10:17)        

kobakobaさん
"無理なお願い"なんて滅相もございません。
自分が書いた記事にkobakobaさんの様に興味を持って頂いて質問して下さることが書く側の意欲になります。こちらこそありがとうございました。夜中に焼酎呑みながらブログを綴るのもまた冬の夜の楽しみですよ(笑)
          by          peace_mac                           (2005-01-19 11:00)        

ayaneさん
はじめまして。ご訪問ありがとうございます。
”販売している会社と取引があります”また新たにブログの良さを実感しております。どちらの立場にしても直接関わっている方の意見は現実味があって事の流れが見えるような気がします。
「企業」VS「一個人」色んな意味で個人ができる限界を考えさせられます。日本の司法制度はもっと弱者の立場になって考えて貰いたいものですね。
          by          peace_mac                           (2005-01-19 11:14)        

なるほど~~~
経験に即した話は読み応えあります。
          by          ヌッシー                           (2005-01-20 20:19)        

>ヌッシー  さん
はじめまして。あんまりしなくてもいい経験なんですがね(汗)
裁判って経験して初めて詳しい内容(システム)が解ってくるものでした。
          by          peace_mac                           (2005-01-20 22:15)        
は じめまして。6年前から親戚間の相続等の問題で民事裁判を母がやっております。そして先日判決が出て敗訴でした。負けたほうのものはみんな言うんでしょう が今回の敗訴は弁護士その他法律関係の方すべてにお聞きしてもおかしいと皆さん口をそろえていわれていました。母も落胆の色を隠せないようでした相手は遺 言書偽造(筆跡鑑定確認済み)や度重なるうその証言・・・・民事ではうそがまかり通るのでしょうか?母は控訴しましたが次も又何年もかかると思うと体のこ とが心配です。知り合いのマスメディア関係の方にこの裁判のことを取り上げてもらおうと(世論から攻めようかと・・)思うのですがどうでしょうか?したこ とによって母にふりにはたらいたりしないでしょうか?なにぶん知識が無いものですがる気持ちでかきこみさせていただきました。なんでもいいです方法がある のでしたらおおしえ願えないでしょうか。
          by          よっしー                           (2005-05-04 17:33)        

>よっしーさん
コメントありがとうございます。
ご質問の件なんですがなにぶん私も専門家ではないので詳しいことは解りません。事情も解りませんし、ことが事だけにあやふやな事も言えませんしね(スイマセン)

>民事ではうそがまかり通るのでしょうか?・・・
私が経験した訴訟でも被告の準備書面並びに陳述調書は嘘ばかりでした。あるいみこれも当然と言えば当然ですけどね(__;)
やはり誰もが自分が有利になるように発言もします。
よっしーさんも担当の弁護士さんから
「この件は言わない方が良い」
と打ち合わせの時に言われた事はありませんか?
ほんの些細な事でも微妙な表現で変わってきますからね。
高裁に控訴されたようですが事の内容が解らないのであやふやな事は言えませんが控訴が棄却されていないのであればまだ望みはあるのではないでしょうか?た だ高裁は私の記事にも書きましたがよほどの証拠や証言がないかぎり事件を一から洗い直す事は少ないと思います。「地裁の判決を踏まえた上で」が前提条件で すからね。
マスメディアからの攻撃、この件に関しては正直解りません。
ただお母様の証言能力が持続するかも心配です。
裁判は長くなればなるほど「妥協」という言葉を考えなければいけないときもあります。そのへんが長期裁判のネックですね。

漠然とした事しかお答えできないでゴメンナサイ。
ただ逆転判決で勝訴が最善なのですが、ある程度の「妥協」も視野に入れて自分がその中で納得いくレベルまで持って行ける努力は必要かもしれませんね。私もそうでしたから・・・
          by          peace_mac                           (2005-05-05 13:02)        
はじめまして。裁判で検索しこちらに来ました。
今我が家は母が民事裁判で戦っています。
が、弁護士がどうも相手の弁護士と談合してるのでは?という節が見受けられ…
確かにたいした額にならない裁判かもしれませんが憤慨です。
母はとことん戦う意向ですし相手側に不利な証拠や証人も出てきているし。
私個人としては亡義父(母の再婚相手)会社から「横領」されたと思ってます。
法については素人の庶民を食い物にしている輩もいるのですね。残念です。
          by          homu-miyu                           (2005-05-19 20:58)        

>ほむほむさん
コメントありがとうございます。
民事裁判は大変ですよね。とにかく日本の裁判は時間がかかりすぎます。感情と記憶をどう維持していくかが問題ですね。戦うならとことんいったほうが良いと 思います。結果がどうであれ戦い抜いた事に意義があると思います。ただ行くとこまで行ったらある程度妥協も必要だとおもいますよ。頑張って下さいね!!

>弁護士がどうも相手の弁護士と談合してるのでは?

確かにそうかもしれません。
私の場合は昔からお世話になっていた弁護士さんだったのでかなり(費用の面)譲歩してもらいました。ただ弁護士も商売ですからね、互いの利益を考える事はある程度しかたがないのかも知れません。ただ悪徳弁護士もいますから注意ですね(__;)
   

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