ブログの中で医療を叫ぶ!!
最
近また真面目にフィットネスに通い出しました。体を動かすと夜も熟睡できるし酒の量も少なくて酔える(^.^)極楽です。昨日は夕方、後輩が指導するエア
ロビクスの上級者クラス、月初めの一番詳しく教えて貰える日なのにもうボロボロでした(涙)私が医療業と平行して副業でエアロビクスのインストラクターの
全盛期に新人としてデビューした彼女なのに、今では大きく育ってまさしくプロ!
しかし私、歳のせいかコリオ(振り付け)を覚えられない(×_×)難しくなってくると特に!しかしあたしゃ〜負けません!昔とったなんちゃらで恥を晒しながらも挑戦いたしまする!てなことでこんにちはPeace_macです。
昨日は医療記事をかかせていただきました。その中で言葉の修正を一つ。
×看護士さん→○看護師さん
看護師の皆さん失礼致しました。\(__ )
看護婦さんが使われなくなり今は看護師さんと呼ぶ時代です。
もともと「士」は「男子。特に、学問・道徳を修めた男子についていう。」
そして「師」は「技術・技芸などを表す語に付けて、その道の専門家であることを表す。」
大辞林(国語辞典)より
単に呼び方の違いだけれど自分の資格に責任感を持つという意味でも大切な事ですね。しかし日本語は難しい〜(^_^; 因みに私の職業の「診療放射線技師」はよく表現で「レントゲン技師 」という表現が使われますが実際の所「診療放射線技師」と「診療エックス線技師」という職業はあっても
「レントゲン技師」(レントゲンを扱うからの略称)という職業は無いのである。 もっと詳しく言うと「診療エックス線技師」は都道府県知事免許として100万電子ボルト未満の放射線を使う事のできる資格で1984年の診療放射線技師法改正の際、従来の「診療エックス線技師」は資格が廃止され、特例として法律施行時に100万電子ボルト未満のエネルギーを有するX線を人体に照射している者は診療エックス線技師の「名称を用いて」業務を継続して良いという表現となりました。したがって
「資格」としての診療エックス線技師は廃止され、現在その養成も試験も実施されていません。今では厚生大臣の認可を受けて放射線を人体に医師又は歯科医師の指示の元、照射できる資格ととして
「診療放射線技師」として統一されています。
(雑学でした)
しかしこの「レントゲン技師」と言う呼び方は日本放射線技師会はかなり反発するのですよ(^_^;
たとえば医療系のテレビドラマで
登場人物に放射線技師がいてその呼び方を「レントゲン技師」と呼ぼうもんなら技師会が即テレビ局にクレームを入れるみたいです。お陰で今ではテレビ局側も注意しているみたいで誤った呼び方はしないようになっているようです。(^_^; しかし現実の現場では医師は未だに「レントゲン技師」と
表現する方が多いですね。まあ医師が一番偉いと言うことになっている日本のピラミット形式の上下関係を権威とする医療界ではしかたがないことなのでしょ
う。欧米的な医師も看護師も他の技師も一人の専門家として同じラインでお互いを尊重し合うというすばらしい考えは今の日本ではまだまだ受け入れられないの
が現状みたいです。
(お互いの資格を尊重して頂ける医師の方もいないことはありません。誤解の無いように)
話のついで私達、医療に携わる者が医療系テレビドラマを見ていて
「そんなアホな(^_^;」
と思うシーンがよくあります。見ながらいつも苦笑してるのですが・・・
例えば昔カネボウのヒューマンドラマで「小児病棟」と
いうのがあって生まれながらの奇形児(太郎君)を看護する看護師さんの話でした。その中のシーンで主人公の看護師さんが太郎君にレントゲン室でコバルト照
射(放射性同位元素を使ってガン等部位に照射して治療をする)をする際に壁一枚隔てただけの照射室で主人公の看護師さんが太郎君を抱いたまま横に付き添っ
てコバルト照射をするシーンがありました(汗)怖い話です。放射線治療はかなりの高エネルギーの放射線を照射するために隔離された迷路のような照射室でお
こなう治療で看護師さんが横に付き添うなんてもってのほか!
(ありえない、あれば大変な事になる!ひとつ間違えたら看護師さんが死ぬかも)。
技師会が放送終了後にテレビ局にクレームを入れた事は言うまでもありません。後に修正コメントが記載されていました。他には胸部写真を裏表反対にシャーカ
ステン(レントゲン写真を見るために蛍光灯の入ったガラスの壁)かけて病状説明してるとか明らかに正常な画像を指さして患者に病巣があるかのように説明し
てるとか、些細な事ですが見てて笑えます。レントゲン絡みのシーン意外でもこんなのもあります。医療処置(手術等)の場合それに使う器具や患部は「清潔」と表現し手洗い(清潔にした手・手袋)した術者以外はさわってはいけないもの(器具・患部)。その他の部位又は場所は「不潔」と表現し手洗いした術者以外の者がさわれる場所があります。患者を手術中の医師が患部を触ってる手で患部以外の不潔な場所触っていたり、患部を触っている手で自分の額の汗を拭ったり、ほんと現実では考えられないシーンを目にします(^_^;
まあドラマですから「そんなことどうでもいいやん
」とも取れないことはないですが、やっぱり演技にしろその辺の指導はしてほしいものです。現在では必ずドラマの最後のテロップで医療技術指導○○と指導者がいるみたいなので少なくはなってきましたけれども。・・・
この記事を見ておそらく「あるある!」と苦笑されている医療従事者の方もいらっしゃるでしょうね(^.^) 笑い声が聞こえてきそうです。
しかし記事に付けるタイトルって難しいですね(^_^; 変なタイトル!!(汗)
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