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2005年1月14日 (金)

病院の日常と子を思う母の気持ち(たとえ死しても)

寒い?うん?(・_・)いや今日は寒くないぞ!朝目が覚めてまたホットカーペットの上で寝てしまったことを後悔する。そういやほんともう2ヶ月はベットで 寝ていない。台湾旅行の時とクリスマスの夜に友達が泊まりに来ていたのでその時はベットで熟睡、それ以降は相変わらずベットに行く気はあるものの遅く帰宅 してホットカーペットの上でのんびりすると必ず寝てしまう。そして腰が痛くなり毎朝後悔してしまう。4個の目覚ましにたたき起こされ眠たいのを我慢しなが ら出勤、冬の朝駅で飲む缶入りおしるこが格別に旨い!酒も呑むしたばこも吸う。ただケーキ類の甘い物はほとんど口にしないけどこの朝飲む缶入りおしるこだ けはなぜか大好きなのです。こんにちはpeace_macです。

このblog、毎日仕事場で暇な時間に書いているのですが今日は朝から患者が多い。多いと言っても私の勤めるような町の診療所は大きな病院に比べた ら大した数では無いのですが今日みたいにしばらく寒い日が続いて少し暖かいかな?という日にはおじいちゃんおばあちゃんがぞろぞろと現れてくる。寒い日は 風邪を引いたらいけないので家でじっとしてるみたい。まるで漫才のネタのような患者が「今日は○○さんこないな〜?風邪でも引いたのか?」と いうような会話が現実に多々交わされているのです(^_^;)医療機関の大半はお年寄りで成り立っているような気がする。私の勤めるような町の診療所は特 にである。毎日楽しみ?に通い続けるお年寄り達、血圧を測って今日はここ昨日はここと痛いところを訴えてビタミン剤のみの注射をして安心して帰っていく。 日本ってなんて平和な国だろうと思う。

      

病院ネタを書いたついでに私が体験したせつない話を一つ!季節外れの「せつない怪談物語」です。
昭和62年の夏私は京都にあるとある病院に勤務していた。その病院は救急指定病院で午前の診察が終わった後の夜診までの間でも患者がやってくる。その患者 の中でちょくちょく子供の喘息の発作で現れる吉田さんと言う親子(母と子)がいた。 ある日、吉田さん(母のみ)が車に追突されたらしく時間外に診察に来ていた。診察を受けレントゲンの指示が出たので待合室で撮影の順番を普通に待ってい た。その時ソファーの上で急に泡を吹いて倒れる吉田さん。診断は頸椎損傷による前身麻痺であった。今まで普通だったのに!追突で骨折を起こしているものの 微妙に正常な形を維持していた頸椎(首の骨)が何かの拍子に一気にずれた、と推測された。ICU(重症患者専用の病室)に運び込まれたが手の施しようがな くそのまま意識消失、その後は意識が戻ったものの体は微妙に手足ぐらいしか動かせずまるで乳飲み子のように「あ〜!とかう!〜とか」し か言えない状況になってしまった。吉田さんの状態が変わるたび何度か検査で合うことになった。CT検査の時も病室にポータブルX線撮影機を持って行っての 検査の時もなぜか吉田さんが私の胸に付けてるバッジ(被爆線量を計るバッジ)を指さして何かつぶやいていた。どうもバッジをくれ!という感じだった。脳外 科転院の朝いつものように病室に吉田さんを見に行くとまた胸のバッジを指さしていつものように「くれ!」と言う。私が「吉田さんこれはあげられへんねん!ごめんな〜」と言うと普段無表情の吉田さんがにっこり笑って微笑んでいた。それが意識のある吉田さんを見た最後であった。その後、様態が急変し意識消失となり脳外科専門病院へと転院したのであった。数日後吉田さんが転院先の病院で無くなった事を知った。

      

あ る日私は夜診で仕事をしていた。待合室は患者さんでいっぱいで職員もみんな仕事に追われていた。レントゲン室も例外ではなく山積みされている順番待ちのカ ルテを処理しながらばたばたしていた。少し時間が空いたので外来のメイン待合い室の様子を見に行った時ふと受付をする親子に目が釘付けになった。「えっ!なんで?あれ吉田さん親子・・・・」そんな訳はない!一ヶ月前に転院先で亡くなったはず!「んなわけないよな!」しかし後ろ姿といい子供の姿といいまぎれもなく吉田さん親子だった。私は霊感がもの凄く強い。死んだ親父もそうであった、19歳の時父を亡くして以来一段と霊感の強さに強度が増していた。「もしかして〜?」と 思いながら身震いした。そんな吉田さんを確認しようと受付に行こうとしたときにレントゲン室に急患が運ばれてきて撮影の依頼を急がされたので受付に行くこ とができずしかたなくレントゲン室に戻った。撮影が一段落して私は受付へと急いだ。無論吉田親子はもういるわけがないけど受付していた事務員に誰のカルテ を出したのかを聞きに向かったのだ。対応していたのは受付のA君。

        私 :「A君さっき親子で来ていた患者さんいたやろ?赤い服着てた・・・・」
        A君:「ああ!吉田さんやろ!また子供が喘息発作で・・・・
                            吉田さん転院してから元気になったんやなぁ〜」

        私は驚いた。動揺したけどA君を驚かせないようにさらっと聞いてみた。
        私:「吉田さん○○病院で亡くなった!って聞いたけど・・」
        A君:「うそやん!さっき子供がいつもの喘息発作で来て小児科へカルテまわしたで」

      わたしは「そうなんや〜僕の間違いかな〜?」と 言ってその場を立ち去った。しかし私の心の中では確信があった。受付で吉田さんを見たときのなんともいえない空気のどよみと体に感じた身震い(鳥肌みたい な)を感じていたからである。霊感が強い私はよく幽霊を見る。それも普通に街角や道路にしゃがみ込んでいる専門的には自縛霊というやつだ。そんな霊を見る とき必ず感じる空気のどんよりとしたよどみと鳥肌、幽霊なんて信じない人に言わせてみればそんな事言ったって信じてもらえるわけもなく酷い時には気持ち悪 がられる始末。だから幽霊が見えてもむやみやたらに口にしないようにしているのだ。一端レントゲン室に戻った。小児科に確かめに行っても良かったけど下手 をしたら看護婦を驚かす事にもなりかねないので行くのを止めた。やがて診察が終わって外来に患者の数も少なくなってきた頃待合室の方から看護婦の声で「吉田君〜吉田○○君〜」という呼び出しの声が聞こえてきた。私はレントゲン室から外来に出向き吉田君を捜している看護婦の元に行って聞いてみた。「どうしたん?」と私が聞くと「○○君さっきから探してるんだけど居ないんです。お母さんも居ないし・・」結局吉田君もお母さんの姿も見ることはできなかった。カルテだけを残しながら。
      後日○○病院に電話してレントゲン室の友人に吉田さんの事を調べてもらった。やっぱり転院した後数日後無くなっていた。

      

ひやーまたまた長い記事になってしまった(汗)
結局喘息の子を残して死んでしまった母が子供を心配するあまり子供の姿は生き霊として自縛霊化したお母さんがいつもの病院に連れてきたんでしょうね。 子を思う母の気持ちには生死は関係ないのだと心より思った。皆さん私の経験談ですが幽霊ってけっして墓場や人気のない暗い所に出てくるとは限らないので す。実際この話のように患者でごった返す病院の待合室にも現れているし、A君も間違いなく吉田さんと会話を交わしたのですから・・・・・

      

最後に吉田さんのご冥福をお祈り致します。by Peace_mac


2005-01-14 14:33        nice!(1) コメント(4) トラックバック(0)
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boaboa
kobakoba

コメント 4 


私は霊感がゼロですのでコメントできませんが、
4年前くらいに腰痛で近郊の「整形外科」に通った
のですが、老人ホーム状態でした。院長の戦略
なのか、整体師というのでしょうか、皆若くてイイ男
ばかり。その整体師と他愛もない会話を楽しみに
大勢のおじいちゃんとおばあちゃんが待合室に
あふれていましたね。儲かっているんだろうな
という感想を持ったのを覚えています。医療費
高騰のおりから、適切な診療を(余計な枚数の
レントゲン写真は撮らないように切に祈ります)
お願い致します。
          by          kobakoba                           (2005-01-14 17:03)        

kobakobaさん
毎度お越し下さいましてありがとさんです。
私が知る限り病院は老人ホームみたいになってますよ(汗)

<高騰のおりから、適切な診療を(余計な枚数の
レントゲン写真は撮らないように切に祈ります)
お願い致します。

ドキ!痛いお言葉(冷や汗)
しかしkobakobaさんレントゲンは枚数を増やさなくても点数を上げる方法があるんですよ!結構どこでもやってますが・・・・医療界は政治的な力が強 いから保険改正をある意味別の方向から根本的に直さなきゃいつまでも同じ事の繰り返し・・我ながら情けない世界です。(謝罪)
          by          peace_mac                           (2005-01-14 17:46)        

フ~~~ンです。
私のつたないブログにご訪問いただき
NICEを奮発して戴きありがとうございます。
今後も一般人が知らない社会を紹介
下さいませ。マセマセ。
          by          kobakoba                           (2005-01-15 08:41)        

kobakobaさん
自分で言うのもなんですが波瀾万丈の人生!色々あり色々知りました。霊感ネタ、裁判ネタ、医療界ネタ・・etc個人レベルですがおいおい書いていきます。ほんとコメントはブログの肥料ですね!書く手の意欲をわかせます(笑)
          by          peace_mac                           (2005-01-15 11:27)        
   

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